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自社採用を成功に導くバーチャルイベント活用術

利用しやすいバーチャルイベントプラットフォームが数多登場してきたことで、非対面・非接触の状況下でも、自社採用における候補者の母種団形成がしやすくなりました。バーチャルを上手に活用することで採用活動を成功させることができる企業が増えてきています。自社採用を成功させるための、バーチャルイベントの活用の仕方を解説いたします。

バーチャルイベントに出展する際のポイント

採用イベントを選ぶ際、リアルイベントであれば、エリア・年齢層・新卒/中途・専門分野など「どのような層にアプローチしたいのか」が最も重要なポイントでしょう。



バーチャルイベントの場合、これと並び重要なのが、「どんな形式のイベントに出展すれば非対面であっても効率的に自社ニーズに合う人材を獲得できるのか」というポイントです。



バーチャル空間で開催される採用イベントの形式は、主に3種類あります。


  • 1.バーチャルイベントプラットフォームを使ってリアルタイムで開催するイベント
  • 2.Zoom等のウェブ会議ツールを使ってリアルタイムで開催するイベント
  • 3.オンデマンド配信(期間中はいつでも閲覧可能)のイベント

1~3のようなバーチャル採用イベントは、人材会社や大学、自治体等が主催するイベントに1出展社として参画するパターンと、自社でイベント自体を主催するパターンがあります。



昨今はリアル開催のイベントがグッと少なくなり、オンライン上で開催される「合同企業説明会(合説)」「就職フェア」と呼ばれるイベントの方が多くなりました。そしてこれらのイベントのほとんどが、上記2や3で紹介したウェブ会議ツールやオンデマンド形式で開催されています。



2や3は費用が抑えられ、主催者にある程度広報してもらえるという採用側のメリットがある一方、求職者側にとっては情報収集の機会が比較的少なくなります。そこで、2のウェブ会議ツールを使用する場合は、採用側が一方的に企業や募集職種などの情報提供をするだけでなく、求職者側からも発言しやすいコンテンツを検討することにより、求職者のミスマッチングを減らし、自社への動機形成につなげられます。

バーチャルイベントを自社で主催する際のポイント

エナジャイズで支援した日本ハムグループ様のバーチャル採用イベント外観

では次は、自社が主催者となってバーチャル空間での採用イベントを開催する場合について考えてみましょう。



リアル開催時も同様ですが、自社単独イベントを開催する際は、前項の1~3の形式に関係なく、事前広報を徹底し、当日より多くの求職者に参加してもらう準備が必要です。



さらに2や3と比較すると、1は最もイベントの臨場感を作りやすく、多様な手段(ウェブセミナー形式の企業説明会や座談会、求職者との情報交換を目的としたチャットやメール、自社や募集職種を紹介する資料の掲載など)をフルに使って採用側と求職者側の相互理解を深めやすいのが特徴です。



特に複数のブースを設けたイベントを開催したい場合にも、1の場合は対応しているものがよくあります。複数のグループ企業や拠点、部門合同での採用イベントには、こういったプラットフォームが適していると言えるでしょう。

リアルとバーチャルの上手な組み合わせ方

ここまでは、バーチャル空間で採用イベントを行う際のポイントをお伝えしてきました。



最後に、リアルとバーチャルをいかに組み合わせ、自社ニーズに合った人材を獲得していくかを考えてみましょう。



バーチャル・オンラインといった手段を採用に取り入れることは、主に以下の利点があります。



  • ・採用側・求職者側共に、コロナ禍においても安全に活動を行える
  • ・大学の授業や仕事の合間を縫ってイベントや選考に参加してもらえる
  • ・国内外場所を問わずイベントや選考が可能になり、交通費の削減にもつながるので、新たな求職者層にリーチできる

一方で、一度も求職者と顔を合わせないまま採用活動を行うことで、対面でなければ分かりにくい求職者・自社従業員の雰囲気、オフィスや工場のイメージが掴みにくいといった欠点もあります。



そこで、求職者とのミスマッチングを防ぎ、自社に合う人材を確保するため、就職説明会から選考までを一貫してバーチャル・オンライン上で完結させるだけでなく、状況に応じて一部で求職者と直接会う機会を設けるやり方も考えられます。
例えば、短期間のインターンシップや工場見学、最終面接だけでも対面の機会を作るといった方法を取り入れている企業は少なくありません。



ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。 バーチャル空間で行う採用について、気になることや聞いてみたいこと等がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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